釣行２００２
今年も春が巡ってきて、まあ冬の間はコタツに入って焼酎のお湯割を飲んで春の来るのをじっと待っていた訳なのだが、と言っても去年の暮れには例年の「一万人の第九交響曲合唱」ってのに参加すべく毎週金曜日の夜に、フロイデシェーネルゲッテレフンケ〜ン、、、、なんて練習してたんだけどあるとき、でかい声を張り上げたはいいんだけど左脇腹に激痛が走って医者に見てもらったらどうもアバラにヒビが入ってるらしいってことで、冗談いっちゃいけねーよ、アバラのヒビくらいサラシを巻いときゃ治るわい、ってがんばったのはいいんだけど、その痛みがだんだん右側に移ってきてついでに風邪などひいて、冗談いっちゃいけねーよ、こんなもんは焼酎のお湯割を熱くしてのみゃ一発で治るってドバってかっくらって寝たのはいいんだけど次の朝、わき腹がどうにも苦しくて痛くておきあがれなくなりカミサンに「救急車呼んでくれっ」ってなってしまった。
俺の場合、痛みにはかなり強い方で大抵の痛みは我慢してしまうんだけど、こんときはカミサンもびっくりしたらしくすぐに知っている医者に連れていってもらった。アバラの方はなんともなかったんだけど、ウィルス性急性肝炎と診断され即入院と言うことになってしまった。「入院は嫌だ〜、なんとかカンベンしてください、お願いします」って頼んで「絶対に酒を飲まないで煙草も吸わないで安静にしてるんなら、自宅療養でもかまわない、仕事も忘れなさい」「わかりました安静にします」って自宅で安静することにした。苦しかったのはそれからで、食欲は全くなくなんにも食べられず点滴で補給して、黄疸はでてくるし、肝臓の場合、治療薬は無いそうで安静にしているしかないとのことで「ああ、俺はこのまま死ぬのかな？」なんて思ったりして、もちろん酒を飲む気も煙草を吸う気も起きなかった。
暮れの忙しいとき会社は休まなきゃなんないし、申し訳ないと思いながらも仕事のやりかけやらなんやらみんなに頼んで二週間ほど休む結果になってしまった。気になったことはこんなんで春から釣りに行けるだろうか？ 渓流に出られるだろうか？ ってことだったけど、おかげさんですっかり快復し「先生さま、酒はぼちぼち飲んでいいだろうか？」「だめ、だめです！ けどまあ、盆と正月くらいはいいでしょう！」「煙草は？」「アタシは肺がんの担当では無いので好きにしてください」って、いまでは好きにさせてもらってます。
それと解禁の前に庭の大改造を始めちゃったのね、梅、花梨、りんごの木、富士桜、サザンカなどがつぎつぎと枯れはじめたので土を入れ替えたのです、そのついでにサザンカの生垣を取ってウッドフェンスにしようって、やってもらったのはいいけど後の手入れが大変、釣りに行く時間が減ってしまった。けどまあ、なんとか合間を見て行ってきました。
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釣行２００２ |
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番外編 |
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