そう、釣りですが、一泊でDelaware Riiver　に行ってきました。ここはニューヨーク市から二時間くらいのところにあるフライフィッシングのメッカ、僕らの滞在したコーニングからも二時間くらいのところで、ニューヨーク州とペンシルバニア州の州境にあります。
　
僕にとってはフライフィッシングってのは始めてで、皆さんがやるのを見てたりはしてたんですが、いやいやなかなか奥が深いですね。
　
息子とPeter, Reny,僕の４人で出かけたわけですが、タックルでもう負けてました。僕と息子はスポーツショップで買ったセットで＄１００くらいのもの。他の連中はSage,G-loomisだかの＄６００とか＄７００のもの、ガイドに２人ついてもらったんですが、ガイドの使ってる竿も＄１０００くらいとのこと。
　
まあ、それがそのまま釣果に現れた様な気がする。って負け惜しみですがね。
場所、景観、渓観、緑、動物、鳥、、、それはすばらしいところでした。ところがここはフライフィッシングの道場みたいなところで、まあ、人が多いのにはびっくりしました。ドラフティングボートで上流から下りながらポイントでボートを留めて釣るって言うスタイルでやったのですが、シークレットポイントってとこはどこも人がいっぱいでした。ライズはあっちこっちであり、しかもでかいのですが、魚はスレまくってます。
　
そんな中でもガイドはたいしたもんで、「もう２インチ手前、もう２インチ左」ってな具合にピンポイントでフライを流すところを指示してきます。そんなこといったって思うようにフライが飛ばないのです。そんでもその筋にはまると、ドカンって飛び出してきます。が、掛からない。毛ばりを見に来て直前でUターン。いやいや厳しい。

ここは相当腕の長けた、熟達した、最上級のフライフィッシャーじゃないと太刀打ちできないようです。
息子はボ、僕が３匹、Peterが５匹、Renｙが５匹位だったかな？　Peterは５０センチくらいのブラウンをかけてました。

そんで悔しいので、たまたま日本から餌竿を持っていたし、ガイドも日本式の釣りを見たいと言うので、流れの中の石をひっくり返して「オニチョロ」を捕って（日本にいるのとまったく同じのがいっぱいいました。）これを餌にして６．５メーターの渓流竿に０６の通し仕掛けてでやったら、一発！！
４５センチくらいのレインボウが掛かりました。その引きはすごく強く渓流竿がかなりのされ、数回ジャンプされましたが、さすがこの手の渓流竿はすごい弾力で満月になりながらもランディングすることができました。
（画像では小さく見えますが、ネットがでかいのです）
ここで本流竿を使ってやったら４０や５０は硬いだろうななんて思いつつも、フライでやるからこそ意味があるんだと思い、この一匹で勘弁してやりました。因みに、フライはCDC、ディアヘアーを使ったカディス、スピナーなどのドライが主体でした。

テンカラも持っていったのですがやらずじまいでした。